忘れていた繊細な料理
2010年 06月 30日
せっかくフランスで食を学び、経験してきたのに
ハワイ滞在2年のせいで(?)、私の口はかなりアメリカンになっていた。
東京からの友人のおさそいで、
フュージョン中華の「静華」でディナー、
次の日はフレンチ「ケザコ」でランチをする機会に恵まれた。
「静華」は東山の岡崎にありモダンな雰囲気。
出てきた8000円のおまかせコースは、
最初にゴーヤのゼリーをミントティーで浸したものが最初に出てきてからは
とにかく品数がすごいので、どれがメインだったのか?といわれると
印象が少ない。
ただ、どれもしっかりと手が込んでいて、料理に丁寧さが見られた。
本気の中華と思って行くと、ホノルルのチャイナタウンに負けてしまうが
「繊細な和食を知る日本人が作るある種の料理」とすれば、
料理・サービスともにかなり良い評価になる。
次の日の「ケザコ」は有名で、ずっと行ってみたかったレストランだったが
期待を裏切らない、素晴しいフレンチだった。
フレンチといっても、かなり日本の食材を知り尽くしてのフレンチ。
出てきたすべての品に一つ一つパンチがあり
ソースの味、食材の火の入れ具合、組み合わせや盛り付けなど
どれも素晴しかった。
ひさびさに「いい」レストランに行ってみて、
この上品な、繊細な料理の「感覚」を
ここ2年ほど、ずーーっと忘れていたことに気づいた。
あー、いかんいかん。
妥協だらけでマヒしていた自分の舌を
これからはもっと発展させていかねば。
あ、でもひとつ。
どちらもグラスワインを注文したが、うーーん、あまり感動がなかったかも。
ワインリストもみてみたかったな。
ハワイ滞在2年のせいで(?)、私の口はかなりアメリカンになっていた。
東京からの友人のおさそいで、
フュージョン中華の「静華」でディナー、
次の日はフレンチ「ケザコ」でランチをする機会に恵まれた。
「静華」は東山の岡崎にありモダンな雰囲気。
出てきた8000円のおまかせコースは、
最初にゴーヤのゼリーをミントティーで浸したものが最初に出てきてからは
とにかく品数がすごいので、どれがメインだったのか?といわれると
印象が少ない。
ただ、どれもしっかりと手が込んでいて、料理に丁寧さが見られた。
本気の中華と思って行くと、ホノルルのチャイナタウンに負けてしまうが
「繊細な和食を知る日本人が作るある種の料理」とすれば、
料理・サービスともにかなり良い評価になる。
次の日の「ケザコ」は有名で、ずっと行ってみたかったレストランだったが
期待を裏切らない、素晴しいフレンチだった。
フレンチといっても、かなり日本の食材を知り尽くしてのフレンチ。
出てきたすべての品に一つ一つパンチがあり
ソースの味、食材の火の入れ具合、組み合わせや盛り付けなど
どれも素晴しかった。
ひさびさに「いい」レストランに行ってみて、
この上品な、繊細な料理の「感覚」を
ここ2年ほど、ずーーっと忘れていたことに気づいた。
あー、いかんいかん。
妥協だらけでマヒしていた自分の舌を
これからはもっと発展させていかねば。
あ、でもひとつ。
どちらもグラスワインを注文したが、うーーん、あまり感動がなかったかも。
ワインリストもみてみたかったな。
by KumikoInKyoto | 2010-06-30 20:55 | 外食